地域のかかりつけ医はどう選ぶ?アレルギー治療で病院を変えて気づいた大切なポイント

アレルギーと暮らしの工夫

※この記事は、アレルギー治療のために複数の病院を受診した実体験をもとに書いています。
地域のかかりつけ医選びに悩んでいる方の参考になれば幸いです。

以前、大学病院は簡単に変更できないという内容の記事を書きました。
一方で、地域の病院は比較的変更しやすいため、いくつかの病院に実際に通ってみて、自分や家族の方針に合う病院を選ぶことが大切だと感じています。

私自身、引っ越しを経験したこともあり、アレルギー治療のためにこれまで5つの病院に通院してきました。
その中で、複数の病院を受診したうえで「ここなら安心して任せられる」と思える地域のかかりつけ医を決めました。


私が病院選びで重視したポイント

病院を選ぶ際、私が特に重視したのは次の点です。

  • 病院の方針と自分の考えが合っているか
  • 通院にどれくらい時間がかかるか
  • 必要な薬を継続して処方してもらえるか

これらを重視するようになったのには、過去のある経験がありました。


病院を変えて気づいた、大きな違い

妹が初めてアレルギー検査を受けた際、牛乳・卵に加えて、大豆と小麦粉にもアレルギーの可能性があるという結果が出ました。
その病院では、

醤油や味噌も大豆を使っているから、調味料も一切使わずに離乳食を作ってください

と言われました。

「今後どうしていけばいいですか?」と質問すると、

大きくなったらまた来てください。それまでは数値が高かったものは全部食べないでいればいいです

という返答でした。

卵・牛乳・大豆・小麦粉、さらに味噌や醤油まで使えないとなると、市販の離乳食はほぼ使えません。
すべて手作りになる現実に、正直とても困惑しました。

その話を児童館の職員さんに相談したところ、

調味料は基本的に大丈夫って聞いたことがあるけど…病院を変えてみたら?

と言われ、思い切って病院を変えることにしました。


病院を変えたことで守れたこと

別の病院を受診したところ、

母乳にもアレルギー反応が出ている可能性があるので、大学病院を紹介します。すぐに通院してください

と言われました。

もし病院を変えていなければ、母乳が原因でアレルギー症状が出ていることにも気づかず、妹につらい思いをさせ続けていたと思います。
今でも、あのとき病院を変えて本当によかったと感じています。

病院によって、アレルギーへの考え方や対応は大きく違います。
違和感を覚えたら、他の病院の意見を聞いてみることも大切だと感じました。


引っ越し後、地域のかかりつけ医を探したときのこと

引っ越しをして、大学病院とは別に地域のかかりつけ医を探す必要が出てきました。
私は家から近い順に3つの病院を受診しました。

家から近い病院を選んだ理由は、万が一アナフィラキシーを起こしたとき、すぐに連れて行けるようにするためです。

専門的な治療や判断は大学病院で受けるため、地域の病院にはそれ以外のサポートを求めました。

かかりつけ医に求めた役割
・緊急時にすぐ受診できる距離
・大学病院と連携が取れていること
・アナフィラキシー時の対応を明確に説明してくれること

各病院で、

  • 妹のアレルギーの状況
  • 大学病院で処方されている薬を継続して出してもらえるか
  • アナフィラキシー時の対応

について確認しました。


かかりつけ医を決めた理由

その結果、1つの病院は院内処方のみで、大学病院で処方されている薬の取り扱いがなく、取り寄せ対応も不可とのことだったため、通院をやめました。
緊急時に処方する薬が病院ごとに違うと混乱する可能性があると感じたからです。

残りの2つの病院は、薬局で取り寄せ対応が可能でした。
どちらの先生も丁寧に話を聞いてくれましたが、決め手になったのは次の説明でした。

もしアナフィラキシーが起きた場合は、まずここに来てください。
薬を処方したうえで、連携している総合病院にすぐ救急搬送できる体制を取ります。

家から近い病院で初期対応をしてもらい、その後総合病院に搬送してもらえる。
この流れが具体的にイメージできたことで、「ここなら安心できる」と思い、現在の病院をかかりつけ医に決めました。


病院選びは簡単なことではありませんが、実際に通ってみないと分からないことも多いと感じています。
この記事が、病院選びで悩んでいる方の参考になればうれしいです。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。

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