
そもそも負荷試験とは何か
子どもにアレルギーがあると「この食べ物はどのくらいなら大丈夫なの?」「もしかしたらもう食べられるかも?」という疑問はつきものです。そんなときに行われる検査が「アレルギー負荷試験(食物経口負荷試験)」です。
負荷試験ってどんな検査?
アレルギーが疑われる食品(卵・牛乳・小麦など)を、医師の管理のもとでごく少量から食べてみて、体にどんな反応が出るかを調べる検査です。
血液検査や皮膚テストだけでは「実際に食べられるかどうか」はわからないため、より確実な診断のために行われます。
なぜ子どもに必要なの?
- 本当にアレルギーがあるかを確かめるため
- どのくらいの量までなら食べられるのか(安全な量の目安)を知るため
- 成長にともなって食べられるようになっているか確認するため
特に子どもは成長とともにアレルギーが改善することも多いため、「負荷試験」は食生活の幅を広げる大切なステップになります。
実際の流れは?
負荷試験は必ず病院で行います。
少量からスタートし、時間をかけて少しずつ増やしながら、医師や看護師がしっかりと見守ります。強い症状が出る場合もあるので、救急対応ができる体制の整った環境でのみ実施されます。
親として知っておきたいこと
- 自宅で自己判断して試すのは絶対に危険
- 必要かどうかは必ず医師と相談して決める
- 結果によって食べられる範囲が広がることもあり、子どもにとって大きな自信につながる
子どもの食物アレルギーは、毎日の食事や園・学校生活に大きく影響します。だからこそ、正しい検査を受けて「どこまで大丈夫なのか」を知ることは、親子にとって大きな安心につながります。
以上が今まで書いた負荷試験の内容について簡潔にまとめた内容です
上記にプラスして、私が負荷試験を頑張ろうと決めた医師の説明は下記になります
負荷試験を続ける理由
- 何もしなくても全体の7割は大人になるとアレルギーは治る。しかし、3割は治ることなく一生アレルギーと付き合うことになる。そうならないために、負荷試験が必要
- 症状がでない、安全な量のアレルギーを接種し続けると、身体がこの食べ物は安全なものだと認識しなおしてくれる
- いま、一緒に頑張ることで、大きくなったときに何の制限もなく食事ができるようになる
- 食べられるものが増えるということは、災害などの非常時に食べられる救援物資が増えて命が助かる可能性が高まる
- 大人になってから頑張るのでは遅い
妹にとって負荷試験を続けることは、大きな負担になっていると感じています
けれど、これからどんどん成長し世界が広がっていくと様々な人との付き合いが増えてきます
すべての人がアレルギーに理解があるとは限らないです
他人の「これぐらいなら大丈夫でしょう」という安易な考えで
妹に危険が起きる可能性も十分にあると思います
私の目が行き届かない年齢になるまでに
ある程度の状態までは症状を改善させておきたい
これが、我が家の負荷試験を続ける理由です
次回は、医師から説明された
肌の綺麗さを保つことがアレルギー軽減につながる理由とその方法を書いていきます
ここまで読んでくださってありがとうございます
