負荷試験のデメリットについて
※実際に受けて感じたこと
前回の記事では「食物負荷試験のメリット」について書きました。
今回はその反対に、実際に通ってみて感じたデメリットを、わが家の体験を交えながらまとめていきます。
■ デメリット① 子どもの負担が大きい
少量とはいえ、アレルギーを誘発する食材を食べること自体が、子どもにとって大きな負担になります。
妹も負荷試験のたびに、
- 「舌がピリピリする」
- 「おいしくない」
- 「もう食べたくない」
と訴えることがよくありました。
ただ、明確なアレルギー症状が出ていない場合は、
「前回より少しでも多く食べられるように」と医師の判断のもとで進めていくことになります。
本人にとっては精神的にもつらく、
負荷試験を受けた日は、
- 早く寝てしまう
- 機嫌が悪くなる
など、体力的な負担も感じられました。
■ デメリット② お金と時間がかかる
負荷試験は、入院設備のある病院でしか行えないことがほとんどです。
わが家の地域では子どもの医療費は無料ですが、
大学病院への通院となるため、交通費の負担は想像以上でした。
また、負荷試験当日は、
- 食材を少量ずつ摂取
- 食後2時間の待機
- 医師の診察
を経て、問題がないと判断されてから帰宅となります。
そのため、通院日はほぼ丸1日がかりになります。
■ デメリット③ 症状が悪化するリスクがある
許容量を超えてしまうと、症状が悪化する可能性があります。
実際に、妹は一度負荷量を超えてしまい、
- 数値が悪化し、元に戻るまで半年かかった
- 肌荒れが悪化し、
それまで週2回で済んでいたステロイドが
1か月間毎日必要になった
ということがありました。
「少しでも多く食べられるように」という気持ちが先走り、
量を増やしてしまった結果、妹に辛い思いをさせてしまったことは、今でも後悔しています。
まとめ|立ち止まってもいい、休んでもいい
食物負荷試験は、
「頑張れば必ず前に進めるもの」ではありません。
子どもにとっても、親にとっても、
身体・心・時間・お金、すべてに余裕が必要です。
しんどいと感じたら、
- 回数を減らす
- 数か月お休みする
- 今は進めないと決める
そんな選択をしても大丈夫だと思います。
アレルギー治療は短距離走ではなく、長い長いマラソンです。
立ち止まることも、遠回りすることも、決して失敗ではありません。
この体験が、
「今は無理しなくていいんだ」と思えるきっかけになればうれしいです。
次回は、実際に行った食物負荷試験の流れについて、
できるだけ具体的に記録していきたいと思います。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。


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