負荷試験の流れ(続き)

B病院(午後の場合)

当日の流れ

  • 13時半 受付、健康観察表を提出
  • 問診を受けたあと、病室へ移動
  • 自宅から持参した負荷試験用の食材と、症状が出た場合の薬を看護師に提出
  • 看護師が食材を病院のお皿に移し、ベッドまで運ぶ
  • 運ばれてきたら開始、完食後は看護師を呼んで30分のタイマーを開始
  • 30分後、医師の問診
  • 問題なければさらに90分タイマー → 再度問診
  • 問題なければ帰宅(精算は次回の外来受診時)
  • 早ければ16時頃に終了

B病院(1日に複数回の場合)

1日に複数回行う負荷試験は、アレルギー症状が出る可能性が高くなります。そのため、以下の条件を確認してから行われます:

  • 血液検査の結果が良好
  • 子どもが食材に対する抵抗感が低い(嫌い・苦手がない)
  • 両親、医師の両方からみても大丈夫だと判断できるかどうか

我が家の場合、1回目は無事に終わりましたが、2回目は強いアレルギー症状が出てしまい、母子ともにショックを受けました。
その経験については、別の記事で詳しく書きたいと思います。

当日の流れ(例:牛乳7mlを3回に分けて試した場合)

  1. 8時半 受付、健康観察表を提出
  2. 問診を受けて病室へ移動
  3. 持参した牛乳と薬を看護師に渡す
  4. 牛乳1mlをスポイトで飲む → 30分後問診
  5. 牛乳2mlを飲む → 30分後問診
  6. 牛乳4mlを飲む → 120分タイマー → 問診
  7. 昼食配膳 → 食後帰宅(精算は次回外来)

病院ごとのメリット・デメリット

A病院

メリット

  • 全員が一斉に行うため常に医師の目がある
  • 食材は病院が用意してくれるため、食中毒や卵の過熱不足などの心配がない
  • 毎回症状や体重に応じた薬が処方される
  • 終了後すぐに様子について話せる安心感
  • 会計も済んでいるため、次回の外来時の手間が少ない

デメリット

  • プライバシーが守られにくい
  • 衣服をめくって湿疹を確認しにくい
  • 問診内容が周りに聞こえる
  • 待機時間も周囲に人がいるため寝かしつけがしづらい
  • 毎回同じ動画説明を視聴
  • 早く食べ終えても全員終了まで拘束される

B病院

メリット

  • 拘束時間が短い
  • 病室で個別に行えるため、周りの目を気にせず子どもの対応が可能
  • ベッドがあるため、昼寝させやくす、待機時間の負担が軽減
  • 衣服を脱がせて身体の様子をしっかり確認できる
  • 日程調整の融通が効く

デメリット

  • 食材を自分で用意する必要があり、夏場は衛生面が心配
  • カーテンで仕切られているが医師は病室外で待機しているため、異変にすぐ対応できない可能性がある
  • 主治医とは別の医師が試験を行うため、詳細な話は次回外来までできない
  • 新しい処方薬は基本的に外来診療のときしかもらえない
  • 負荷試験2週間前から体調観察が必要なため、負担が増える

おわりに

以上が私が感じる病院ごとのメリット・デメリットです。
次回は、ここまで書ききれなかった点の追加や、個人的にどちらの病院のほうが通いやすかったかをお話ししたいと思います。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。

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