幼稚園でのアレルギー対応について🌸

妹は今年の4月から幼稚園に通い始めました。
今日は、入園前の準備から、実際に通ってみて感じたことまでを書いていきたいと思います。


🍀入園前のこと

妹はお姉ちゃんと同じ幼稚園に入園したので、園の先生方はすでに妹にアレルギーがあることを知ってくれていました。
というのも、お姉ちゃんのときに「服に牛乳や卵がついたら、必ず着替えさせてほしい」と話をしていたからです。
妹がそれに気づかず抱きついたときに、湿疹が出る可能性があったため念のためお願いしていました。

入園前の説明会では、先生のほうから「妹さんのアレルギーについてお話をさせてください」と声をかけていただきました。
その打ち合わせでは、

  • 血液検査の結果
  • 今まで起きたアレルギー症状
  • 負荷試験の状況
  • 主治医の見解と今後の方針
  • 親としての希望

を詳しく伝えました。

その結果、次のような対応をしていただけることになりました。

  • 給食に毎回出される牛乳は最初から提供せず、牛乳代は学期ごとに返金
  • 卵・乳が含まれる給食の日はお弁当持参
  • 給食時は他の園児とは少し離れた席で先生と食事
  • 妹のクラスでは牛乳パックの折りたたみは禁止
  • 給食後は妹以外のクラスの児童全員が手洗い・うがいをしてから妹が席を立つ
  • 幼稚園全体で牛乳パックを使用した工作は禁止。牛乳パックの回収も停止。
  • 頓服薬は毎日持参し、職員室で保管してもらう

ここまで細やかに対応してくださったこと、本当にありがたく感じました。


🌼実際に通いはじめて感じたこと

入園してからも、先生方は本当に気をつかってくださっています。
ただ、やはり現場ではどうしても難しい部分もあるようです。

給食のとき、他の子と少し離れた席で食べている妹。
「寂しくないよう先生が前に座ります」とのことでしたが、実際は他の児童の対応もあるため忙しくて、妹がひとりで食べることも多いようです。
妹はあまり気にしていないようですが、妹のクラスのお友達が「今日は給食の席替えをして、○○ちゃんと初めて同じ席になったよ」と話しているのを聞くと、少し胸が締めつけられるような気持ちになります。

また、アレルギーのことを知らないママ友さんから「牛乳パックの回収、どうしてなくなったんだろうね?」と声をかけられることもあり、少し申し訳ない気持ちになることもあります。

お弁当についても、妹は「お友達の給食が美味しそうだった」と言うことがあります。
できるだけ好きなものを入れていますが、週に1~2回でも凝ったアレルギー対応弁当を作るのはなかなか大変で、つい同じようなメニューになりがちです🍱


💊薬の預かりについて

薬は毎朝、職員室に預けています。
妹の園では薬が「貴重品扱い」になるため、毎回書類への記入が必要です。
朝はスムーズに済みますが、帰りは書類の記入、書類のコピーや受け取りに数分かかるため、いつも一緒に帰っているお友達を待たせてしまうのが少し心苦しいです。

さらに、アレルギー反応が出た場合に薬を飲ませられるのは、週2回だけ来る看護師さんだけとのこと。
それ以外の時間帯は、私が駆けつけて飲ませる必要があるそうです。
もちろん、何かあればすぐに向かいますが、仕事をしていると到着まで時間がかかることもあります。
薬は早く飲むほど効果があるので、できれば他の職員の方も緊急時に対応できるようになってほしいな…と感じています。


🌷不安もあるけれど

入園前に看護師さん・主任・担任の先生と話し合いをしましたが、入園して数日後に、副担任の先生が妹のアレルギーを把握していなかったということが発覚しました。
▽▽ちゃんにアレルギーがあるということはわかっているけれど、どの子が▽▽ちゃんなのか、名前と顔が一致していなかっただけのようですが、やはり少し不安になりました。

それでも、今のところ妹が幼稚園でアレルギー反応を起こすことなく、元気に通えていることが何よりうれしいです。


アレルギーを持つ子どもを幼稚園に通わせるのは不安もあると思います。実際に、わたしもアレルギー症状が起きることが怖くて、一時保育などの利用はできませんでした。入園前も不安で、本当に長い時間をかけて園側に妹の状況を伝えました。
同じように悩んでいる方の参考になればうれしいです🍀

次回は、お弁当づくりの工夫や、「無理せず続けられる」アレルギー対応メニューのコツについて書いていきたいと思います🍳

ここまで読んでくださってありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA