アレルギーマーチってなに?妹のアレルギーと向き合って知ったこと

アレルギーと暮らしの工夫

※この記事は、筆者の家族の体験と、主治医からの説明をもとにまとめたものです。
※アレルギーの症状や治療方針は、年齢・体質・体調によって大きく異なります。
※同じ対応がすべての方に当てはまるとは限りません。
※気になる症状や対応については、必ず医師・専門家にご相談ください。

アレルギーマーチってなに?

― わが家が知って、意識するようになったこと ―

「アレルギーマーチ」という言葉を、最近よく聞くようになりました。

私自身も、妹の肌荒れや食物アレルギーと向き合う中で、はじめて知った言葉です。
正直、最初に聞いたときは意味がよく分からず、少し不安になりました。

この記事では、
アレルギーマーチについて、できるだけやさしく
そして、わが家の体験も交えながらまとめてみたいと思います。


アレルギーマーチとは

アレルギーマーチとは、
成長とともに、アレルギー症状の現れ方が変化していく流れのことを指します。

よく例として挙げられるのは、次のような経過です。

乳児期

  • 乳児湿疹
  • アトピー性皮膚炎
  • 食物アレルギー(卵・牛乳など)

幼児期

  • 食物アレルギーが続く、または改善していく
  • 咳が出やすい、ぜーぜーする

学童期以降

  • アレルギー性鼻炎
  • 花粉症
  • 気管支喘息

ただし、
すべての子がこの通りに進むわけではありません。

途中で症状が落ち着く子もいますし、
次の段階に進まない子もたくさんいます。


わが家の場合

妹は、現在のところ喘息症状はまったくなく、
主治医からも「吸入器などを準備する必要はありません」と言われています。

また、乳児期には耳たぶの付け根がよく切れていたため、
地域のかかりつけ医から
「耳切れは、アトピーになりやすい子の特徴だからね」
と言われたこともありました。

ですが、もうすぐ4歳になる今も、
アトピー症状が出る傾向はありません。

同じ「アレルギーマーチ」という言葉でも、
本当に経過は子どもによってさまざまだと感じています。


なぜ「マーチ(行進)」と呼ばれるの?

症状がひとつずつ、形を変えながら現れていく様子が、
**行進(マーチ)**のように見えることから、
この名前がついたと言われています。

特に注目されているのが、
赤ちゃんのころの皮膚の状態です。

赤ちゃんの皮膚はとても薄く、
湿疹や肌荒れがあると、
アレルゲンが皮膚から入りやすい状態になります。

その結果、体が
「これは危ないものなんだ」
と覚えてしまうことがあると考えられています。


わが家が意識してきたこと

妹が赤ちゃんのころは、
肌がカサカサして赤くなりやすく、
できることを少しずつ見直してきました。

  • 柔軟剤をやめたこと
  • 乾燥機を使うようになったこと
  • 刺激の少ない洗剤を選んだこと

今振り返ると、
これらはアレルギーマーチを意識したケアにもつながっていたのかな、と思います。


「今、できること」を続けたい理由

もし喘息を発症すると、
妹の身体への負担が大きくなるだけでなく、
日常生活にも制限が出てきます。

幼稚園は大勢の子どもがいるため、
先生が常に妹だけを見ていられるわけではありません。

そのため、喘息がある場合は
運動会の練習や鬼ごっこ、なわとびなど、
全身を使う遊びに参加できなくなる可能性もあると思います。

親としては
「これくらいなら大丈夫だろう」
と思ってしまいがちですが、

園としては
万が一の可能性があるなら、安全を最優先にする
という判断になるのも、仕方のないことだと思います。

だからこそ、
喘息にならないために、今できることを
無理のない範囲で続けていきたいと思っています。

焦らず、でも止めない。
そんなスタンスを大切にしています。


大切なのは「怖がりすぎないこと」

「アレルギーマーチ」という言葉だけを見ると、
どんどん重症化していくようなイメージを持ってしまいます。

でも、

  • すべての子に当てはまるわけではないこと
  • 適切なケアで、進みにくくなる可能性があること

を知るだけでも、
気持ちはずいぶん楽になりました。

「今できることを、できる範囲で」
それで十分だと思っています。


おわりに

アレルギーと向き合う毎日は、
正解が分からず不安になることも多いです。

でも、ひとつひとつ知っていくことで、
「必要以上に怖がらなくていいんだ」
と思えるようになりました。

私のやり方が、
すべての方に当てはまるとは思っていません。

それでも、
この文章が同じように悩んでいる方の
ほんの少しの安心につながればうれしいです🌸

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

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