アレルギーっ子のダニ対策|忙しいママでも続けられる寝具ケア方法

🛏️ できるだけ負担をかけずに。わが家のダニ対策

ダニはアレルギーを悪化させる原因のひとつと言われています。
できる範囲で、でも無理なく続けられるように、わが家では“負担にならない防ダニ対策”を心がけています。

以前の記事で、シーツなどは乾燥機でダニを死滅させているお話をしましたが、
今日はそれ以外の工夫について書いていきたいと思います🌿

まず、よく紹介される「天日干し」や「掃除機がけ」ですが…
実際にやってみると時間もかかりますし、かなりの重労働です💦
布団を寝室からベランダまで運ぶのも大変ですが、ベランダの柵を拭いて汚れをとったり、天気を確認したりと、その他にもしなければいけない細かいことが多くて、我が家では続けることができませんでした。

そこで、わが家が取り入れたのが【防水性のある高密度防ダニシーツ】です。
織り目が細かく、ダニが入り込めない素材で作られているので、
新しい寝具を買ったタイミングで全て防ダニシーツで覆い、
「ダニを寄せつけない環境を作る」ことにしました。

薬剤タイプの防ダニ製品もありますが、
肌への影響や、洗濯による効果の低下が気になったため避けています。
その点、高密度タイプなら肌に悪影響がある心配もないですし、頻繁に洗濯しても効果がうすまりません。

もちろん、使い続ければいづれは縫い目が緩くなってくるので、その時は買い替えが必要です。

高いものをずっと使い続けるよりも、手ごろな値段のものを買い替えながら使うほうが衛生的な気がするので、我が家ではシーツは消耗品として考え、数年ごとに買い替えられる値段のものを購入しています。

さらに、防水タイプを選べばおねしょや汗からも布団を守れて一石二鳥です✨
ただ、防水シーツはあまり肌触りが良くないので、
その上から柔らかい薄手のシーツを重ねて使っています。

汚れたときは、どちらも洗濯機に入れてボタンを押すだけで乾燥まで終わるので
干す手間もなく、無理なく続けられています。

ベッドはすのこタイプにして通気性を確保して、カビ対策をしています。
さらに、ベッドの下をルンバが通れる高さにしているので、
掃除機をかける手間もなく、ほこりがたまりません🤖✨

妹の就寝時間は夜8時から朝7時までと長く、約11時間も布団の上で過ごしています。
だからこそ、清潔な寝具環境を保つことが、
肌を守るうえでとても大切だと考えています。

ですが、ただでさえ除去食や保湿ケア、病院通いで日々の負担は多いので、
「完璧を目指すより、無理なく続けられる方法」を選ぶことにしました🍀

ぬいぐるみも定期的に洗濯していますが、
外に持ち出すことも多いので、布団の中には入れないようにしています。
ですが、お気に入りのぬいぐるみと離れたくないぐずる日もあります。
そういうときのために、ベッドの横に小さなサイドテーブルを置き、
そこを“ぬいぐるみのベッド”にしています🧸

サイドテーブルをぬいぐるみのベッドと決めることで、抱きしめて眠ることは我慢してくれています。

アレルギーがわかるまで


こんにちは、yuyuです。

妹が重度の乳製品アレルギーとわかったのは、生後7か月のときでした。
ここから克服までの道のりを、このブログに少しずつ記録していきたいと思います。


はじめての発覚

ある日、お姉ちゃんがうっかり妹の体に牛乳をこぼしてしまいました。
すぐにシャワーで洗い流したものの、数時間後には皮膚がただれてしまい、黄色の浸出液があふれてきたのです。

慌てて病院へ行き、処置と検査をお願いした結果、

  • 牛乳アレルギー:クラス6(0~6段階中、最も高い数値)
  • 卵アレルギー:クラス3

さらに牛乳については、

  • ミルク
  • カゼイン
  • α‐ラクトアルブミン
  • β‐ラクトグロブリン

すべてにアレルギー反応が出ていました。
母乳を通しても症状が出るほどで、かなり厳しい結果でした。


検査でわかったこと

ショックな数値ではありましたが、同時に救われた思いもありました。

実は妹は、生後すぐから肌荒れや下痢が続いており、病院に通いながらも原因がわからずにいました。

そのたびに医師からは、
「入浴方法が悪いのでは?」
「もっと丁寧に洗って、保湿をしっかりしてあげて」
と指導されました。

下痢についても、「新生児はそういうものだから」「お母さんの気にしすぎ」と取り合ってもらえず…。
私はずっと「自分の育児のせいだ」と落ち込み、つらい日々を過ごしていました。

でも検査を受けたことで、妹の肌荒れや下痢はアレルギー反応だったとわかったのです。
育児の仕方が悪かったわけではないと知り、本当に心が軽くなりました。


もし同じ悩みを抱えている方へ

原因不明の肌荒れや下痢に悩んでいる赤ちゃんも少なくないと思います。
そんなときは、一度アレルギー検査をしてみるのも大切な手がかりになるかもしれません。

私たちの体験が、同じように悩む方の安心や希望につながればうれしいです。